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キャディの立ち位置

 2019-02-08
規則改訂されて、早ひと月あまり。
北海道のゴルフシーズンはもう少し先なので、規則が変わったという実感を持てずにいますが、
1年中ゴルフできる地域の皆さんはすでに、膝の高さからドロップしたり、旗竿を立てたままパットしたりしてるんでしょうねー。
なにか混乱やトラブルは起きていませんか?

混乱といえば、キャディの立ち位置問題

1つ目が、欧州ツアー・オメガドバイデザートクラシックの最終日。
中国の李昊桐がグリーン上で2罰打を科された。
スタンスに入った瞬間まで、キャディーが球とターゲットの後方線上に立っていたと判断されたのだが、
映像を見た印象では、スタンスに入った瞬間には、その場を離れていたように思う。
やや微妙なタイミングであることは否めないが…。

2つ目は、米ツアー・フェニックスオープンの2日目。
デニー・マッカーシーが、ショットの際にキャディーが後方線上に立っていたため、2罰打を課せられた。
これも映像を見たが、キャディが後方線上から離れた後もまだ素振りしてたので、なぜ罰を科せられるのかちょっと理解できなかった。
うがった見方をすれば、いったんアドレスに入ったようにも見えるし、「やべぇ。このままショットしたら罰になるかも。も1回素振りしとこ」ってことだったかもしれないが。
結果的には、この2罰打は後日取り消されるのだが。

この規則が採用された背景は、
目標ラインに対して正確にプレーヤーの足や体の方向を決める技量はプレーヤーが個人で責任を持たなければならないゲームの基本的な技術です。
キャディーが、プレーヤーに方向の取り方を指示するために、スタンスを取っているそのプレーヤーの後方に立つことを許すことは、目標の方向に体を合わせるプレーヤーの判断や技量の必要性を弱めます。


にもかかわらず、ゴルフ規則にはこうある。
プレーヤーがストロークのためのスタンスをとり始めてからそのストロークを行うまでは:
•• プレーヤーのキャディーはどのような理由であってもプレーの線の球の後方延長線上やその近くに故意に立ってはならない。


どのような理由であってもってのは、方向取りの援助のつもりじゃなかったとしても、とも読める。
それは主旨と違うんじゃなかろうか。
そして、明らかに故意ではなく、プレーヤーとのタイミングが合わずに、結果的に逃げ遅れただけのケースにまで罰を科すこともありえるわけで、ちょっと理不尽さを感じる。

規則の再改訂とまでは言わないが、運用についての明確なガイドラインは示して欲しいところ。

僕ならこうする。
「足や体の方向を決める際には、だれの援助も受けてはならない」
これで足りるのではないか。



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【小ネタ】2019ゴルフ規則

 2019-01-23
今年改訂されたゴルフ規則。
ここに至る以前に、規則改訂に向けた「ドラフト版」ともいえるものがあった。
それに対する各方面の意見を集約したり、再検討することで現在のゴルフ規則となった。

「ドラフト版」と現在のゴルフ規則はおおむね同じ内容なのだが、
ドロップのやり方救済エリアのサイズについて大きな違いがある。
その小ネタというか、没ネタを紹介しておこう。

没ネタ1
救済のニヤレストポイントから、無罰の救済は20インチ内1打罰の救済は80インチ内に、ホールに近づかないようにドロップ。

救済エリアを狭くしようという意図だったろうと思うが、これはメンドクサイぞ。
どうやって測れと?



没ネタ2
球のドロップはどんな高さからでもよい。

高いのはいいけど、あまりにも低いとドロップなのかプレースなのかワカランぞ。


そんな案もあった中での、今回の規則改訂、
なかなか良い落としどころだったと思いますよ。



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2019ゴルフ規則:救済エリアとドロップ

 2019-01-21
今回は、救済を受ける際のドロップとそれにかかわる規則。
ラウンド中にはそういった処置をする機会は多いので、正しく理解していなければならない。
個人的には、今回の規則改訂で一番重要なポイントはここだと思っている。

正しいドロップの作法
膝の高さから、人や物に触れないように、球を救済エリア内に落とし、球が救済エリア内に止まること

間違ったやり方でドロップした場合は、再びドロップしなければならない。
再びドロップしないで球をプレーした場合は罰がある。その罰は状況により異なる。
・球が救済エリア内にあった場合(肩の高さからドロップした、エリア外にドロップしたがエリア内に転がり入った、など):1打罰
・球が救済エリア外にあった場合:2打罰(誤所からのプレー)


基点と救済エリア
ドロップ方法の変更に伴い登場した新しい概念。
罰あり罰なしにかかわらず、すべての救済は救済エリアからプレーされる。
「できるだけ近くにドロップ」は、もはや規則上存在しないので注意(旧規則:直前にストロークした場所に戻る場合や、地面にくい込んだ球)


基点とは
・完全な救済の二ヤレストポイント(異常なコース状態、動かせない障害物、など)
・球がくい込んでいる場所の直後(地面にくい込んでいる球)
・元の球がペナルティエリアの縁を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上の地点
・元の球がレッドペナルティエリアの縁を最後に横切った地点(ラテラル救済)
・元の球の場所とホールを結んだ後方線上の地点(アンプレヤブル)
・元の球の場所(アンプレヤブルのラテラル救済)
・直前のストロークが行われた場所(ペナルティエリア、アンプレヤブル、OB、紛失球)
 ※直前のストロークが行われた場所がティーイングエリアの場合、ドロップでなくてよい(ティアップできる)
 ※直前のストロークがグリーン上の場合、ドロップではなくプレース



救済エリアとは
基点と同じコースエリア内で、
基点よりホールに近づかない
基点から1クラブレングス(または2クラブレングス)内のエリア

救済エリアの大きさ
2クラブレングス→レッドペナルティエリアのラテラル救済、アンプレヤブルのラテラル救済
1クラブレングス→上記以外の救済すべて


クラブレングスとは
旧規則:計測にはどのクラブを使用しても良い
新規則:パター以外の一番長いクラブ

パターを除いて一番長いクラブが45インチの1Wのプレーヤーのクラブレングスは、常に45インチである。




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2019ゴルフ規則:ペナルティエリア

 2019-01-16
新しいゴルフ規則について、自分自身で理解を深めるため、徐々にまとめて記事にしていきます。
いまだ勉強中ですので、間違っている点があればご指摘ください。
また、すべての規則を網羅するものではなく、自分としてありがちな注意すべき(変更された)規則だけ取り上げますので、ご了承ください。
今回はペナルティエリア編。

ペナルティエリアとは
黄色または赤でマークされる。
旧規則におけるウォータハザード、ラテラルウォーターハザードからの名称変更

旧規則では水のある区域限定だったが、新規則では水域以外のエリアも指定可


球がペナルティエリアにある時の救済
イエローペナルティエリア:1打罰で①元の位置、②後方線上 ①②の救済エリアは基点から1クラブレングス
レッドペナルティエリア:上記2つに加え、③最後に横切った地点より2クラブレングス

おおよそ、旧規則でのウォーターハザードからの救済と変わりないが、
レッドペナルティエリアにおける、対岸のラテラル救済はできなくなったので注意。

もちろん、救済を受けず、罰なしであるがままプレーすることも認められる


ペナルティエリア内でルースインペディメントに触れたり、地面に触れること
旧規則:2打罰
新規則:罰なし
※厳密にいうと、「触れてもよい」になったのではなく、罰則規定が削除されたことによる。

ウォータショットの際、ソールが水に触れても罰なし



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2019ゴルフ規則:バンカー

 2019-01-10
新しいゴルフ規則について、自分自身で理解を深めるため、徐々にまとめて記事にしていきます。
いまだ勉強中ですので、間違っている点があればご指摘ください。
また、すべての規則を網羅するものではなく、自分としてありがちな注意すべき(変更された)規則だけ取り上げますので、ご了承ください。
今回はバンカー編。



バンカー内のルースインペディメントに触れること、動かすこと
旧規則:2打罰
新規則:罰なし


バンカー内の砂に触れること
旧規則:2打罰
新規則:罰なし

ただし、行ってはいけない禁止行為はある(2打罰)
・砂の状態をテストしたり、次のストロークのための情報を得るために、手・クラブ・レーキ・その他の物で砂に故意に触れること。
・練習スイングのとき、球の直前・直後にクラブをセットするとき、バックスイングのときにクラブで砂に触れること。
・許される行為(※)であったとしても、ストロークに影響を及ぼす状態を改善した場合

※許される行為とは
クラブ・用具・その他の物をバンカーに置くこと/転ぶのを防ぐこと/イライラしたり、怒って砂を叩くこと など


バンカー内のアンプレヤブル(救済の選択肢)
旧規則:1打罰で①元の位置 ②後方線上(ただしバンカー内) ③ホールに近づかない2クラブレングス内(ただしバンカー内)
新規則:上記3つに加え、④後方線上のバンカーの外側(さらに1打罰、合計2打罰

④の救済エリアのサイズは、基点から1クラブレングス
ちなみに、①②の救済エリアのサイズも基点から1クラブレングス内


「バンカーが苦手」という人には朗報かもな。
アンプレヤブルはいつでも宣言できるので、(一般的には困難ではない状況であっても)罰を加えればバンカーショットをしなくて済むということ。
ゴルフにおけるチャレンジングな要素を排除することにはやや疑問もあるが、ルールで認められている以上、他人がとやかく言うことではないだろう。



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